作業ブログ
2023.05.02
幼稚園バス◆置き去り防止装置取付◆ココール
去年夏には送迎バスに幼児が取り残され亡くなる大変痛ましい事故が起きてしまいました。
子供の置き去りを防ぐため、国交省からもガイドラインが発表され
2023年4月から幼稚園などの送迎バスに安全装置の設置が義務付けられました。
先月、当店でも平岡幼稚園様より園バスに置き去り防止装置の設置のご依頼頂きました。
今回、取付ける装置は降車時確認式と自動検知式の2つの機能を持つ『併用式』での取付けです。
入園式までに園バス4台に装置を取付けしていきます。
下記のこれらの部品をバスに取付けします。
■ 置き去り防止機能(降車時確認)
エンジンを停止すると、車内に自動的にメロディが再生されます。
職員が車内の最後部に設置したボタンを押さないとメロディは止まりません。
職員がバスの最後部まで必ず行くことで、すべての座席の確認をする仕組みです。
後部ボタンを押さずに運転手が降車した場合、8分経過するとホーンを断続的に鳴らして警告します。
メロディースピーカーは運転席へ、後部ボタンは最後部の園児の手が届かない所に設置します。
■ 置き去り監視機能(自動検知)
万が一、園児が車内に置き去りにされた場合、園児がいることを周囲に知らせます。
園児が設置されたマットを踏むと、車両のホーンが鳴り、周囲に異常があることを知らせます。
置き去り監視は、後部ボタンを押してメロディ停止後3分経過すると始まります。
監視用のマットは出口階段部とその後方は車両の最後部と階段部マットとの中間位置に設置しました。
装置作動確認用のLEDは運転席から見やすい位置に設置しました。
最後に製品の全ての作動確認を行い設置完了です。
今回は4台ものご依頼頂きありがとうございました。